ブログで健康食品やサプリメント、化粧品などを紹介するとき、知らないうちに薬機法(旧薬事法)に違反する表現を使ってしまうケースがある。「このサプリで治った」「シワが消える化粧品」のような表現は、個人ブログであっても薬機法違反にあたる可能性があり、逮捕・罰金の対象にもなりうる。
特にアフィリエイトブログでは、商品の魅力を伝えたいあまりにNG表現を使ってしまうことが多い。しかし薬機法違反は「知らなかった」では済まされないため、記事を書く段階から正しい知識を持っておく必要がある。
この記事では、ブロガーやアフィリエイターが薬機法で注意すべきポイント、具体的なNG表現と安全な言い換え例、違反した場合のリスクまで詳しく解説していく。

💻 ナビ助おすすめのレンタルサーバー
国内最速・かんたんセットアップでブログ開設

- ✅ 国内最速のレンタルサーバー
- ✅ WordPressかんたんセットアップ
- ✅ 独自ドメイン2つ無料
- ✅ 初月割引キャンペーン実施中
※最短10分でブログ開設できます
⭐おすすめ記事
ブログ運営Labへようこそ!サーバー選びに迷ったら、こちらの記事が参考になります。
ConoHa WINGの口コミ・評判|国内最速サーバーの実力を検証
料金・速度・使いやすさを正直レビュー
薬機法とは?ブロガーが知るべき基礎知識
薬機法(正式名称:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)は、医薬品・医療機器・化粧品・健康食品などの品質・有効性・安全性を確保するための法律だ。
ポイントは、この法律が規制する対象に「広告」が含まれていること。そしてブログのアフィリエイト記事も広告に該当するため、ブロガーも規制の対象になる。「個人ブログは広告じゃない」という解釈は通用しない。アフィリエイトリンクを貼って報酬を得ている時点で、その記事は広告とみなされる。
対象となる商品カテゴリ
薬機法が規制する対象は幅広い。ブロガーに関係の深いカテゴリを以下にまとめた。
- 医薬品(市販薬・処方薬)
- 医薬部外品(育毛剤・薬用化粧品・薬用歯磨き粉など)
- 化粧品(スキンケア・メイクアップ・ヘアケアなど)
- 健康食品・サプリメント
- 医療機器(家庭用美顔器・マッサージ器具含む)
特にブロガーが注意すべきなのは健康食品・サプリメント・化粧品のカテゴリだ。これらは日常的にレビュー記事やアフィリエイト記事を書く機会が多く、知らないうちにNG表現を使ってしまいやすい。
薬機法で禁止されている表現(NG表現集)
以下は、ブログで使ってはいけない代表的なNG表現だ。自分の記事にこれらの表現が含まれていないか、今すぐチェックしてほしい。
健康食品・サプリメントのNG表現
- 「このサプリで血圧が下がった」→ 効能効果の断定
- 「飲むだけで痩せる」→ 効果の保証・断定
- 「がん予防に効果的」→ 病名を挙げた効能訴求
- 「免疫力がアップする」→ 身体機能への具体的効果の訴求
- 「デトックス効果がある」→ 医薬品的な効能表現
- 「脂肪が燃焼する」→ 身体への具体的な作用の断定
- 「便秘が治る」→ 病名×効果の組み合わせ
化粧品のNG表現
- 「シミが消える」→ 承認された効能を超える表現
- 「肌が若返る」→ 効能の断定
- 「アンチエイジング」→ 「エイジングケア」に言い換えが必要
- 「シワがなくなる」→ 「目立たなくする」程度が限度
- 「毛穴がゼロになる」→ 医薬品的な効能の断定
- 「肌細胞が再生する」→ 医学的な作用の断定
共通のNG表現
- 「医師も推奨」→ 医師の推奨を示唆する表現(根拠がない場合)
- 「他社より効果が高い」→ 根拠のない比較広告
- 「副作用ゼロ」→ 安全性の保証
- 「天然由来だから安全」→ 安全性の断定
- 「即効性がある」→ 効果のスピードの断定

安全な言い換え表現の具体例
NG表現を避けつつ、読者に伝わる記事を書くための安全な言い換え表現を紹介する。この変換表を手元に置いておくと、記事を書くときに役立つ。
- 「痩せる」→ 「スッキリを実感したい方に」「体型が気になる方をサポート」
- 「治る」→ 「健やかな毎日をサポート」「コンディションを整えたい方に」
- 「効く」→ 「〜とされる成分を配合」「〜に用いられる」
- 「肌が若返る」→ 「年齢に応じたお手入れ(エイジングケア)に」
- 「免疫力アップ」→ 「体の防御力をサポートする成分として注目」
- 「シミが消える」→ 「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」(医薬部外品の承認効能の場合のみ)
- 「便秘が治る」→ 「スッキリしたい方に」「毎日のリズムをサポート」
- 「血圧が下がる」→ 「健康的な生活習慣のサポートに」
基本的な方針は、効果を断定せず、成分の特徴や使用感にとどめることだ。「個人差があります」の一文を添えるのも有効だが、それだけでは免罪符にはならないので注意してほしい。あくまでNG表現自体を使わないことが前提だ。
迷ったら「効果を断定しない」「出典のない数値を使わない」の2つを守る。安全側に寄せて書くのが鉄則だ。
薬機法に違反した場合のリスク
刑事罰
薬機法の誇大広告等に違反した場合、2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方が科される可能性がある。個人ブロガーであっても、悪質なケースでは逮捕された事例がある。
行政指導・措置命令
消費者庁や都道府県から行政指導を受けるケースもある。措置命令に従わない場合は、さらに重い罰則が科される。行政指導の事実が公表されると、ブログの信頼性にも大きなダメージを受ける。
ASPからのペナルティ
薬機法違反が発覚した場合、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)から提携解除やアカウント停止の処分を受ける可能性がある。A8.netやバリューコマースなどの主要ASPは、薬機法違反の広告を厳しく取り締まっている。提携解除されると、そのASP経由の収益がすべて失われる。
広告主からの損害賠償請求
アフィリエイターの薬機法違反が原因で広告主に行政処分が下された場合、広告主からアフィリエイターに対して損害賠償を請求されるケースもある。他人ごとではない深刻なリスクだ。

ブロガーが薬機法対策としてやるべきこと
薬機法違反を防ぐために、以下の5つの対策を日常的に実践しよう。
- ASPの法律関連ページを読む:A8.netやアクセストレードでは、薬機法の禁止事項をまとめたページを公開している。最初に一度読んでおくだけで意識が変わる
- 商品の公式説明を超える表現は使わない:公式サイトに書いていない効能を独自に追加するのはNG。公式の表現を超えないことがラインだ
- 記事公開前にNG表現チェックを行う:「効く」「治る」「痩せる」「消える」などのキーワードで記事内を検索し、該当があれば言い換える
- 体験談でも効能の断定は避ける:「個人の感想です」と書いても、効能を暗示する内容はNGだ
- 定期的に既存記事を見直す:過去に書いた記事がルール改定で違反状態になっている可能性もあるため、年に1回は見直しをかける
⭐おすすめ記事
ブログを始めるならサーバー選びが大事。国内最速ConoHa WINGの実力をまとめました。
ConoHa WINGの口コミ・評判|国内最速サーバーの実力を検証
料金・速度・使いやすさを正直レビュー
薬機法と景品表示法の違い
ブロガーが気をつけるべき法律は薬機法だけではない。景品表示法も理解しておく必要がある。この2つの違いを簡単に整理しよう。
- 薬機法:医薬品・化粧品・健康食品などの「効能効果の表現」を規制。対象は医薬品等に限定される
- 景品表示法:すべての商品・サービスの「不当表示(優良誤認・有利誤認)」を規制。「業界No.1」「他社より安い」などの根拠のない表現が対象
両方の法律に同時に違反するケースもあるため、健康・美容系の記事を書く場合は特に慎重になる必要がある。
よくある質問(Q&A)
Q. 個人ブログでも薬機法は適用される?
アフィリエイトリンクを掲載している場合、個人ブログでも「広告」として薬機法の規制対象になる。報酬の発生を伴わない純粋な個人の感想であっても、不特定多数に向けた情報発信は広告と見なされる可能性がある。
Q. 公式サイトに書いてある表現をそのまま使うのはOK?
公式サイトが承認を得た効能効果の範囲内で表現している場合は、その範囲内であれば使用できる。ただし、公式サイトの表現を超えて誇張するのは当然NGだ。公式の文言をベースにしつつ、自分の言葉で書き直すのがベストな方法だ。
Q. 海外のサプリメントを紹介する場合も薬機法は適用される?
日本国内で読まれるブログであれば、海外のサプリメントを紹介する場合でも薬機法の規制対象になる。海外では医薬品として承認されている効能でも、日本では健康食品として販売されている場合、効能効果を謳うことはできない。
薬機法チェックの実践手順
記事を書き終えたら、公開前に以下の手順でセルフチェックを行おう。慣れれば1記事5分程度で完了する。
- ステップ1:記事内を「効く」「治る」「痩せる」「消える」「改善」で検索し、該当があれば安全な表現に言い換える
- ステップ2:数値や統計が含まれていれば、出典を確認する。出典が見つからなければ削除するか「多くの方が」と濁す
- ステップ3:商品の効能について、公式サイトの表現を超えていないか照らし合わせる
- ステップ4:体験談パートで効能を断定する表現がないかチェックする
- ステップ5:「副作用ゼロ」「天然だから安全」など安全性を保証する表現がないか確認する
このチェックリストをテンプレートとして保存しておくと、毎回の記事公開がスムーズになる。チェックを習慣化することが、薬機法トラブルを防ぐ最も確実な方法だ。
まとめ
薬機法は、ブログで健康食品・サプリ・化粧品を紹介する際に避けて通れない法律だ。
- 効能効果を断定する表現(「治る」「痩せる」「効く」)は使わない
- 成分の特徴や使用感にとどめ、安全側の表現を選ぶ
- 体験談でも効能の暗示はNG
- 違反した場合は刑事罰・行政指導・ASPアカウント停止のリスクがある
- ASPの法律関連ページを読み、NG表現チェックを習慣にする
法律を守ることは、読者を守ることでもある。正しい知識で安全なブログ運営を心がけてほしい。
参考リンク:A8.net 法律関連の禁止事項|アクセストレード 法律違反とならないために|薬機法(e-Gov法令検索)
⭐おすすめ記事
最後までお読みいただきありがとうございます。サーバー選びで迷っている方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
ConoHa WINGの口コミ・評判|国内最速サーバーの実力を検証
料金・速度・使いやすさを正直レビュー
💻 ナビ助おすすめのレンタルサーバー
国内最速・かんたんセットアップでブログ開設

- ✅ 国内最速のレンタルサーバー
- ✅ WordPressかんたんセットアップ
- ✅ 独自ドメイン2つ無料
- ✅ 初月割引キャンペーン実施中
※最短10分でブログ開設できます

